おはよう。
暑いね、昨日はヌマズまで釣りに行ってきた。
「浜団チャンピオンシップVOL10」
半数の「猛者」はマエノリ込みで沼津市内を6件ハシゴで場を温める作戦。
「危険すぎる」
もう何人もマエノリ込みで消息を絶ったまま帰ってこない浜団員がいる。
今世紀最大のミッションは、鬼軍曹THE-Yの強行力で実行されることに一抹の不安を覚えたオレはどうしても一歩前に出ることは出来なかった。
特別攻撃隊に名乗りを上げたのは他に
「三州の大仏」と恐れられたその名もDB2。
そしてかずかずの洗浄をローションで「ぬるり」と切り抜けてきたSIN。
補給に救援、運搬、食事など、すべての雑務は「どてちん」ことKB。
記録係として「正岡子規に似た男」STR。
オレは彼らに敬意を払い、帽子を必死で振った。
「さよおなら~~~~!」と大声をあげて。
「突撃」はアツい夏の夜だった。
熱帯化してきた日本の夏を象徴するように、朝から猛烈な雨。
オレの自宅前。
マルヨンゴー(AM0:45)物音に気付き外を警戒すると、そこにはザブングル・MSTKが佇んでいた。
「くやしいです!」と叫ぶと、オレの軍用車両に乗り込んだ。
彼には、何かを書き残しておく家族はなく、いや、書き残すことなどしないだろう。
彼が戦死しても泣く家族はいない。
残るのは居酒屋にためた「ツケ」くらいであろう。
せめてその死にざまを目に焼き付けておくことにしようと心に決める。
MSTKはパラシュート部隊に所属していた。
パラシュート部隊隊長として、四国の小割に散ったM・MIYAWA少尉の教えを忠実に、戦いが始まるとしょっぱな、MSTKによるパラシュート降下で戦死。
養殖用の小割の上に、華々しく散った戦友(とも)
結束バンドで連結したイスが軽いのが原因だった。
朝から竿を忘れたり、肉離れしたり、彼といると警戒心を解いた瞬間に「死」が待っていることに気づかされる。
そう、ここは戦場なのだ。
オレは座を作り、アフガニスタンから愛用しているM-16改:アサルトライフル軽マシンガン(遮光望遠付き)をスタンバイ。
水面をうろつくサバ兵どもを次々に釣り倒した。
間隙をぬい、Y軍曹の「鉛玉」がそこまで届くと、敵副将:真鯛(脱走兵)をしとめる。
手がえしよくタナをさぐり、サバ兵どもの攻撃をかわしての一撃でダメージを与える戦闘力は全国優勝2回を誇る歴戦の戦士。
さすがだ。
のち、SINがオレに問うた。
「おぢさんはその時、なにをやってたの?」
「オレはこの時に小雨ですでに死んでいた。MYWK氏が貸してくれた傘の間をぬって雨が被弾。そこに降り注ぐ太陽光線、そしてサバ兵による絶え間ない攻撃にオレの弾薬(オキアミ)が底をつき、最後にはダンゴのみを手で投げていたが、STRの脱糞を目撃。水上スキーの連中にブチ切れるDB2、そしてYの横でエイをかけまくるAKYM。12:00になる頃にはオレはもう十分だ、と。」
「富士山で会おう」と言っていたNRT統合幕僚長の言葉が、恐ろしく思えた瞬間でもあった。
戦いは一進一退。
ベテラン狙撃兵AKYNが本命のチヌ30cmを捕獲。
のちMYWK氏が「40~~~~!!!」と言っていた35cmで勝利を収めた。
あ~でもない、っこーでもない、と言いながら総勢11名での作戦行動はヒトヨンマルマルをもって終了。
基地の戻ると教官が「364号、ふろにはいれ!」
兵隊たちが楽しみにしておる入浴。
「ふうう~~~、いきかえるうう!!」
ひどい絵面だ。
戦場というよりは「刑務所」だな 笑)
網走刑務所に、こんな人形が置いてあった 爆)
そして帰路に就く。
E2を逃げるようにひた走り、大本営まで帰ってきた。
結果、M/MIYAWA氏 念願の初優勝。
おめでとう。賞金もGET。
珍しく、オレがいる間は賞金は無傷だった 笑)
フタマルマルマルには散会。
いやはや、今回の作戦はなんだかんだ言って成功だったと思う。
なぜなら、オレ以外は全員無傷での凱旋。
「次はDEADlineSUKUMO戦線にいくぞおお~~~!」と歓声を上げていた。
オレは傷病の為、戦線離脱。
傷病名:ひやけ と診断され、全治半年の重傷。
「全員、突撃。」
そして今日付けで正確に入った情報。
それは「ITAさか伍長、海軍特別攻撃艦隊:回天 購入」
この夏、スポンジ兵器:回天での特攻作戦が浮上していることに、波乗りサーファーは注意が必要だ。
「シヲ、オソレズ」」彼が雪山で残した有名な言葉だ。
かくして710ヌマズ掃討爆撃は終了した。
以上、ラオスから KW神が記す。
じゃあの